[2021年1月25日]

なかみぞさんちの洗い場担当10年目のなかみぞさん(31)は今日も洗い場に立つ。
大学を卒業後、単身でなかみぞさんちに乗り込み、それから9年間住み込みで働いている。洗い場を任されて今年で10年目。ここまでの道のりは決して平坦なものではなかったという。
「いままでいろいろなことがありましたね。お餅が皿にこびりついてうまく取れなかったり、洗っている最中に菜箸を折ってしまったり、お弁当箱の隅っこのヌメリがなかなか取れなかったり。洗い物をさぼって数日間放置してしまったこともありました。そんな失敗も全て今に生きています」
この日の夕食はトマト味のボンゴレビアンコ。オリーブオイルをふんだんに使った難敵だ。調理器具もまな板、包丁、フライパン、鍋とすぐにシンクが洗い物で一杯になった。
しかしなかみぞさんは動じない。「ウチでは洗い物に40℃程度のお湯を使っています。冬の寒い時期でも手が冷たくならないし、何より汚れが良く落ちますから」と余裕の表情。山積みだった洗い物を一網打尽にした。
「僕はプロですからね。コレ(洗い場)で飯食ってますから。まあ、飯食ってから洗うんですけどね笑」と時折冗談を交えながらもその立ち振る舞いはどこかプロフェッショナルを感じさせる。
今年の目標を「使ったらすぐ洗う」と掲げる31歳は、明日も洗い場に立つ。



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