なかみぞさん デスクワーク「気持ちを込めて叩く」

文化

[2021年5月5日]

デスクワークを行うなかみぞさん(左)

 「ッターン」。エンターキーを強烈に叩く音がロッテ浦和球場バックヤードにこだまする。ブルペン捕手のなかみぞさん(31)はグラウンドでの仕事の他にパソコン作業もこなす。

 「小さい頃ピアノを習っていましたからね。キーボードをたたくのは得意です」そう話しながら小粋なリズムで文字や数字をパソコンに打ち込んでいく。「入力を間違ってしまうことはよくあります。しかしそれもチャンス。バックスペースキーを軽快に連打して一定になりがちなリズムにアクセントを与えます」と胸を張る。

 なかみぞさんはパソコンを使い、試合や練習で使用するボールの数の管理などを行っているという。「表に数字を入力するだけなのでそこまで演奏時間は長くなることはありませんが、最後のエンターキーを押すまで一打一打、気持ちを込めて叩いています」。そう話すなかみぞさんは今日も一期一会のリズムをパソコンと自身の胸に刻んでいく。

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